2019年06月17日

【日本初!】Apple Watch 対応の登山地図アプリ「ヤマレコMAP」をリリース!

株式会社ヤマレコ(本社:長野県松本市、代表取締役:的場一峰)は、登山地図アプリ「ヤマレコMAP」を Apple Watchに対応しました。
Apple Watchに対応した登山用地図アプリとしては国内企業初のリリースとなります。

登山中にApple Watchの画面で現在地を確認できる
登山中にApple Watchの画面で現在地を確認できる

 

登山では道迷い遭難の対策のために、近年スマートフォンの登山地図アプリが活用されてきています。
「ヤマレコMAP」は、電波の届かない山の中でも事前にダウンロードした地図を使って現在地を確認できる登山地図アプリです。
現在地確認だけでなく登山における予定ルート作成、計画書作成、登山届提出ができ安全登山の為に必要な機能を備えています。

白い丸をタップして簡単にルートが作成できる
白い丸をタップして簡単にルートが作成できる

ヤマレコMAPの1番の特徴は、ヤマレコの登録ユーザーが過去に歩いたGPSの軌跡「みんなの足跡」を地図に表示する機能です。
「みんなの足跡」を地図に表示させることで、多くの人が歩いたルートや地図上に出てこない登山道が視覚的にわかるようになっています。

 

オレンジの点が「みんなの足跡」青の線が予定ルート、ピンクの線が歩いた軌跡
オレンジの点が「みんなの足跡」青の線が予定ルート、ピンクの線が歩いた軌跡

従来の登山地図アプリでは現在地を確認する為に、スマートフォンを取り出す手間がかかりました。
今回「ヤマレコMAP」がApple Watchに対応したことで、腕につけた時計の画面で登山中の現在地、予定ルート、歩いた軌跡を確認できるようになります。
これにより登山中に、気軽に現在地を確認することができ、道間違いを防止したり、間違えたときにもいち早く気づけるという効果があります。
また手元からの音声や振動によって道迷いを伝えるので、スマートフォンと組み合わせることで、より道迷いを未然に防ぐことができるようになります。

Apple Watch「ヤマレコMAP」の主な特徴

  • Apple Watchに事前に地図をダウンロードしておくことで、電波がつながらない山の中でも利用できる。
  • Apple Watchで現在地、予定ルート、歩いた軌跡、「みんなの足跡」を確認できる。
  • 計画したルートから外れると, 音声と振動で警告する。

国内の登山では国土地理院の地形図、海外の登山ではOpen Topo Mapを利用できます。

 

事前にダウンロードした地図なので電波が繋がらない場所でも現在地確認ができる
事前にダウンロードした地図なので電波が繋がらない場所でも現在地確認ができる

地図をタップすると歩行時間、移動距離、標高が表示される
地図をタップすると歩行時間、移動距離、標高が表示される

 

あらかじめ登録しておいた予定ルートから外れると通知される
あらかじめ登録しておいた予定ルートから外れると通知される

スマートフォンと異なり、Apple Watchでは開発者に対して任意の地図画像(地図タイル)を使える機能が提供されておらず、これまでオフラインで動作する地図アプリを作ることが困難な状況でした。
今回のApple Watch対応では、GPSの緯度経度と画面上の座標の相互変換や、地図の保存、表示の機能など地図アプリに必要な機能を独自に開発して実現しています。
また負荷の軽い「軽量モード」を用意し、Series3以前のApple Watchでも動作できるようになっております。

これからもヤマレコでは登山地図アプリの普及を通じて、登山での現在地確認、登山計画、登山届の活用を広め遭難を防止し、更なる安全登山に貢献していきたいと考えています。

iOS版「ヤマレコMAP」アプリのダウンロードは無料。(一部機能に制限あり。プレミアムプラン1年間4800円)
Apple Watch版アプリのダウンロードは無料。(機能制限なし)
Apple Watch対応機種はApple Watch初代を除く、Series1以降、watchOS 5.2以降